「プレコは丈夫だから病気になりにくい。」
そう思われることが多いですが、実際に長く飼育していると白点病に遭遇することは珍しくありません。
僕自身も何度か経験がありますが、早めに気付いて適切に対応すれば十分回復を目指せる病気です。
今回は、実際に僕が行っているプレコの白点病対策を紹介します。
白点病とは?
白点病は、白点虫という寄生虫によって起こる病気です。
名前の通り、
✅ 体やヒレに白い粒が付く
✅ 体を流木や石に擦り付ける
✅ ダンスをするように体をブルブル震わせる
このような症状が現れます。
初期であれば治療もしやすいですが、進行すると食欲不振や衰弱につながり、命を落とすこともあります。
白点病になる原因
発症のきっかけは様々ですが、特に多いのが次のようなケースです。
- 水温が急激に変化した
- 水質が悪化していた
- ケンカなどで体力が落ちた
- 新しく導入した魚をトリートメントせずに入れた
特にプレコは新規導入時に病気を持ち込んでしまうケースが意外と多いです。
導入前のトリートメントは本当に大切だと感じています。
僕は薬を使わずに治療しています
白点病の治療と聞くと薬浴を思い浮かべる方も多いと思います。
もちろん薬が必要なケースもありますが、
僕は基本的に薬は使わず、水温アップと大量の水換えで治療しています。
これまで何匹もこの方法で回復させてきました。
水温を30℃まで上げる理由
僕はまず、水温を**30℃**までゆっくり上げます。
「白点虫は高温で死ぬ」
と思われがちですが、実は少し違います。
水温を上げる目的は、
白点虫のライフサイクルを早めること。
白点虫は魚の体に付いている間は薬も効きにくく、水換えでも取り除けません。
体から離れて水中を泳ぐタイミングがあり、その時が最も弱い状態です。
水温を上げることで、このサイクルを早めることができます。
つまり、
倒しやすい状態を早く作るために30℃まで上げる
という考え方です。
※急激な昇温はプレコにも負担がかかるため、少しずつ上げるようにしてください。
毎日1/3の水換えを行う
そして一番重要なのが水換えです。
僕は毎日水槽の約1/3を換水しています。
理由はとてもシンプル。
水中にいる白点虫を物理的に水槽の外へ排出するためです。
白点虫が魚から離れて泳ぎ出したタイミングで水換えを繰り返すことで、水槽内の数を減らしていきます。
この作業を数日続けるだけでも、かなり改善することが多いです。
足し水は慎重に
大量換水をする時に一番気を付けていることがあります。
それは、
足し水の水温と水質です。
せっかく30℃まで上げても、冷たい水を一気に入れてしまえばプレコに大きなストレスがかかります。
そのため僕は、
エアチューブを使った点滴方式でゆっくり注水しています。
時間はかかりますが、
- 水温変化が少ない
- 水質の急変を防げる
- プレコへの負担が小さい
という大きなメリットがあります。
病気の時だからこそ、このひと手間が大切だと思っています。
白点病は「早期発見」が一番重要
白点病は放置するとどんどん悪化します。
しかし、
- 体を擦り付ける
- ダンスするように震える
- 小さな白点が見える
この段階で気付ければ、回復できる可能性は高くなります。
毎日魚を観察する習慣がある人ほど、病気にも早く気付けます。
僕もプレコ飼育で一番大切なのは観察だと思っています。
まとめ
白点病はプレコ飼育では決して珍しい病気ではありません。
だからこそ慌てず、原因を理解して対応することが大切です。
僕が実践している治療法はこちらです。
- 🌡️ 水温を30℃までゆっくり上げる
- 💧 毎日1/3程度の水換えを行う
- 🚰 点滴方式でゆっくり足し水をする
- 👀 毎日よく観察して症状の変化を確認する
薬が必要になるケースもありますが、初期の白点病であれば、この方法で改善した経験が何度もあります。
プレコは丈夫な魚ですが、病気にならないわけではありません。
日頃の水質管理と毎日の観察こそが、最高の予防薬。
これからも大切なプレコたちを健康に育てていきましょう。

