大型プレコの中でも人気の高い
スカーレットトリムプレコとウルトラスカーレットトリムプレコ(ウルスカ)
見た目がよく似ているこの2種ですが、
実は「色彩・模様・産地」に明確な違いがあります。
この記事では、両種の特徴と違いを分かりやすく解説します。
スカーレットトリムプレコとは

学名:Pseudacanthicus piganga
生息地:トカンチンス川(ブラジル)
Lナンバー:L-024
トカンチンス川に生息する大型のトリムプレコで、
トリム系ではオレンジトリムに次いで日本に輸入された歴史ある種です。
特徴
- 体色はオリーブがかった褐色
- 模様はやや不鮮明
- ヒレの縁はオレンジ〜赤色
- カラーバリエーションが豊富(産地差あり)
- 最大サイズ:約35cm
性格・飼育
- 気が荒い
- 縄張り意識が強い
- 90cm以上の水槽推奨(単独飼育では60cm水槽可)
- 棘があるため取り扱い注意
ウルトラスカーレットトリムプレコとは

学名:Pseudacanthicus pirarara
生息地:シングー川(ブラジル)
Lナンバー:L-025
スカーレットトリムに似ていますが、
より派手で人気の高い種として知られています。
特徴
- ヒレの縁が鮮やかなオレンジ色
- 体の模様がはっきりしている
- 幼魚でもヒレの発色が確認できる
- 最大サイズ:約35cm
性格・飼育
- 気が荒い
- 縄張り意識が強い
- 90cm以上の水槽推奨(単独飼育では60cm水槽可)
- 棘があるため取り扱い注意
違いを比較(重要ポイント)
① 体色・模様
- スカーレット:
→ くすんだ褐色、模様はぼんやり - ウルトラスカーレット:
→ コントラストが強く、模様が明瞭
👉 見た目の派手さはウルトラスカーレット
② ヒレの発色
- スカーレット:やや控えめな赤
- ウルトラ:鮮烈なオレンジレッド
③ 性格・混泳
- 両種共に気が強い。
- 混泳飼育ではヒレが裂けることがある。
- 私は単独飼育をオススメします。
④ 生息地
- スカーレット:トカンチンス川
- ウルトラ:シングー川
👉 別水系なのに似た種が多いのは興味深いポイント
なぜ似た種が別の川にいるのか?
トカンチンス川とシングー川は接していないにも関わらず、
「そっくりな種」が多数存在します。
これは
- 似た環境での収斂進化
- もしくは過去の地形変動
*収斂(しゅうれん)**は、簡単にいうと👇
👉 違う場所・違う種類なのに、似た特徴に進化すること
👉 別の川で、別系統なのに見た目が似てる
これは偶然じゃなくて、
- 同じような水流
- 同じような岩場環境
- 同じようなエサ
👉 似た環境に適応した結果、似た姿になった
などが関係している可能性があり、
プレコの面白さの一つでもあります。
まとめ
- スカーレット=渋くてワイルド
- ウルトラ=派手で模様に個体差が大きい
どちらも30cm超えの大型種で、貴重なプレコなので、
導入前にしっかり設備を整えておきましょう。

