プレコとは?~魅力・分類・名前の由来~

プレコ

プレコとはどんな魚?

プレコとは、南米を中心に生息するナマズの仲間で、正式にはロリカリア科に分類される魚の総称です。
英語では「Pleco(プレコ)」、最大の原産地であるペルーでは「carachama(カラチャマ)」と呼ばれ、日本でもアクアリウム愛好家の間で非常に人気があります。

最大の特徴は、吸盤状の口。
水槽のガラス面や流木に張り付き、コケなどを削り取って食べる習性があります。このことから「コケ取り魚」として知られていますが、実際にはすべてのプレコがコケを食べるわけではないので注意が必要です。


プレコの分類と立ち位置

プレコは「吸いつきナマズ」と呼ばれることもあるロリカリア科の魚たちの一部で、ナマズの中でも最大級のグループに属しています。

一般的に「プレコ」と呼ばれているのは、ロリカリア科の中でも以下のグループを除いた、魚たちです。

  • ロリカリア・グループ
  • ファロウェラ・グループ
  • オトシンクルス・グループ
  • ネオプレコストムス・グループ

つまり「プレコ」という言葉は、
厳密な分類名ではなく、見た目や流通上の呼び方(通称)なのです。


「プレコ」の名前の由来とちょっとした豆知識

「プレコ」という名前は、「プレコストムス(Plecostomus)」の略称として広まりました。

しかし実は現在、プレコストムスという属名は存在しません。

もともとは現在のヒポストムス属に使われていた名前ですが、国際動物命名規約により無効となりました。
ただし種小名としては残っており、

Hypostomus plecostomus

という1種のみが、いわば「本来のプレコ」と言える存在です。

とはいえ、観賞魚の世界ではそこまで厳密に区別されることは少なく、「プレコ」はあくまで愛称として広く使われています。


プレコの魅力|種類と見た目の多様性

プレコ最大の魅力は、圧倒的な種類の多さと見た目のバリエーションです。

  • 美しい網目模様の種類
  • 白と黒のコントラストが際立つ種類
  • 希少性

など、コレクション性も非常に高い魚です。

代表的な種類には、

  • セルフィンプレコ
  • ブッシープレコ
  • キングタイガーペコルティア(キンペコ)
  • ロイヤルプレコ
  • オレンジフィンカイザープレコ

などがあり、それぞれ個性的な魅力を持っています。

また、プレコは「Lナンバー」と呼ばれる識別番号で管理されることもあります。


飼育のポイント|初心者でも楽しめる?

プレコは比較的丈夫な種類が多く、初心者でも飼いやすい魚とされています。

特に小型種であれば、

  • 60cm水槽で飼育可能
  • 繁殖も狙える

といった手軽さも魅力です。


食性について

プレコは草食寄りの雑食で、

  • プレコ専用フード
  • キュウリやニンジンなどの野菜

をよく食べます。

また、ロイヤルプレコなどのパナクエ属は木を食べることでも有名です。
エサとして、流木、朽木を水槽に入れておくことは必須となってきます。


まとめ|プレコはこんな人におすすめ

プレコは、

  • ユニークな見た目を楽しみたい
  • コレクション性のある熱帯魚を飼いたい

という方にぴったりの観賞魚です。

見た目の面白さから初心者から上級者まで幅広く人気のあるプレコ。
自分の水槽に合った種類を選べば、長く楽しめる魅力的な存在になることでしょう。

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