プレコの世界に少し踏み込むと、必ず出てくるのが「Lナンバー」という謎の記号。
「L046って何?」
「インペリアルゼブラって名前があるのに、なんで番号?」
こう感じたことがある人も多いはずです。
この記事では、プレコ好きなら絶対に知っておくべき
Lナンバーと通称名(愛称)の関係と、その重要性について分かりやすく解説します。
■ Lナンバーとは?
Lナンバーとは、正式な学名が決まっていないプレコに対して付けられた識別番号です。
もともとはドイツのアクアリウム雑誌
👉 DATZ(ダッツ) によって導入されたシステムで、
新しく発見・輸入されたプレコに対して
「L + 数字」という形で番号が割り振られます。
例:
- L046 → インペリアルゼブラプレコ
- L066 → キングロイヤルペコルティア
■ なぜLナンバーが必要なのか?
本来、生き物には「学名(ラテン語の正式名称)」があります。
しかしプレコの世界では、
- 新種が次々と見つかる
- 分類が非常に難しい
- 学名が確定するまでに何年もかかる
という事情があります。
つまり…
👉 名前が決まるまで待っていたら流通に間に合わない
そこで登場したのがLナンバーです。
■ 通称名(愛称)とLナンバーの関係
一方で、熱帯魚愛好家(趣味)の世界では事情が異なります。
- 学名を待っていたら時間がかかりすぎる
- 名前がないと楽しめない
そのため、趣味の世界では
👉 **通称名(愛称)**が使われます。
例:
- インペリアルゼブラプレコ
- ゴールデンキングロイヤルペコルティア
- オレンジトリム
これらは覚えやすく、親しみやすい名前です。
■ しかし通称名には落とし穴がある
ここがかなり重要です。
通称名は便利ですが、
👉 人や店によって呼び方が違うことがある
例えば同じ種類でも
- 店Aと店Bで違う名前
- 微妙に違う個体が同じ名前
ということが普通に起こります。
つまり…
👉 通称名だけでは正確に種類を特定できない
■ Lナンバーの本当の価値
ここでLナンバーの出番です。
Lナンバーは
👉 世界共通の識別番号
なので、
- 誰が見ても同じ種類を指す
- 誤認が起きにくい
- 取引・繁殖・情報共有が正確になる
という大きなメリットがあります。
特にプレコのように見た目が似ている種類が多い魚では、
👉 Lナンバー=身分証明書のような存在
と言えます。
■ それでも通称名がなくならない理由
ここが面白いところ。
いくら正確でも、
👉「L046ください」
より
👉「インペリアルゼブラください」
の方が圧倒的に分かりやすいですよね。
つまり、
- Lナンバー → 正確性重視
- 通称名 → 分かりやすさ重視
この2つは対立ではなく、役割が違うだけです。
■ まとめ:両方知ってこそ“本当のプレコ好き”
最後にまとめると👇
- Lナンバーは正式名称が未確定な個体の識別番号
- 通称名は趣味の世界で使われる愛称
- 通称名は便利だが曖昧さがある
- Lナンバーは正確で世界共通
そして一番大事なのは、
👉 両方を理解して使い分けること
これができるようになると、
プレコの世界が一気に深く、そして面白くなります。

